2008年07月06日

英語・日常会話が手ごわい理由

Hi there,
みなさん、ご訪問ありがとうございます。
オンラインで楽しく英会話、略してオンタノの管理人うろこです。

私の相棒は漁船の船乗り…という話しを時々しますが
イマドキの漁船は乗組員が多国籍:
船長・ポルトガル人、一等航海士・イタリア人、機関長・アメリカ人(←コレ相棒)
機関長助手・韓国人、エンジン技師たち=ペルー・フィリピン・コロンビア、
甲板員・ペルー・フィリピン・パナマにツバル、と
と、地球儀どこ、地球儀ーィという構成で

その昔、「共通言語はナンデスカ」と素朴な疑問をぶつけたら、
「大声」。
…とまあ、間髪いれずに答えが返って来たのを思い出しました。

忘れがちですが、基本といえば基本なのですよね、声のボリュームというものは。
特に日本語を母国語にしている私たちは、
紡がれた言葉が優しい響きを持って流れていきますので
英語を使うときには、ややボリューム多め、息もタップリ、を意識する必要があります。
最初は特に。

声のボリュームが足りないがユエに「え?なに?」と聞き返され、こちらは
ぎぃえ〜〜ぃ、私の英語はダメなんだダメなんだダメなんだダメなんだ〜〜〜、と奈落の底に落ちてしまいかねないんですね。
ところが、相手にとったら「ただ声が届いていなかっただけ」だった、と。

コレは非常に悲しくもあり、エネルギーの無駄でもありますので、
「聞き返されたら、大声で言い直す」を、まずやってみてくださいね。


…とまあ、また長くなりますんで、
今日はリスニング練習が進むにつれて直面しがちな、
じれったいシチュエーションについて、
ちょろっとお話したいと思います。

たとえば、
一生懸命、英語ネイティブスピーカーが喋ったものを聞いて、
聞き取れたものを書き出すディクテーションは楽しいのに、
映画にチャレンジしたら、ちっともわからなかった

もしくは、
教材を使ったリスニング練習を続けて自信がついたのに
テレビドラマを見たらさっぱりわからなかった

はたまた、
英会話の先生や、英語ネイティブスピーカーが、
自分に向かって喋ってくれる分には大体わかるのだけど、
英語ネイティブスピーカー同士の話になるとサッパリ

…という悔しい思いは、
私も掃いて捨てるほどウンザリ・ゲンナリ経験しましたが

こういう現象を引き起こす理由の中に、
会話英語はクセモノだ、という事実があります。
身も蓋も無い結論ヤンケ、なんですが

これがまた、どのようにクセモノかというと、

喋り言葉というのは、
ンダダダダダーと一気に思いついたとおり早口で喋るがユエに、

・発音がはしょられたり
・最後の音が抜けたり
・単語同士がくっついたりして、かつ、
・言いたいことが、しゃべっている途中で変わったり、
・話の途中で、とんでもない時空を捻るような情報を付け加えねば意味が通らなかったり
・喋っているスタイルが、文法どおりではありません。

…と、勉強をしている人にとっては、
ええかげんにせぇ、といった感じなんですね。
でも、母国語で友人としゃべっている場面を思えば、お互い様。責められませんよね。

そこで、「お喋り言葉の癖を知っておく」必要が出てきます。
スラングなんかの存在も、含めて、ということですね。

この、喋り言葉やスラングというのは、
乱暴な言い回しだったり、とてつもなく無礼になったり、と
コツを知っているものだけ、仲間内での暗黙のルールを知っている人だけが使える、
いわばヤミ言葉なもんですから、
英語学習者は「知らないで良い」という考えもあります。
私たちは十分に分別ある大人なので(ホントか?>自分)

耳は二つで口一つ。
この体の機能のとおり

■聞き取りはキャパ広く、いろんなことが分かるようにしていって、
■しゃべる時には、たとえ表現が限られようが気品あるスタイルで…

というように、「聞き取り」と
「しゃべる」の目標をきちんと整理しておけば、
なんにも怖いことはないと思います。

なにせ、相手の話し方は、相手次第。
「おまいさん、そんな言い方、どういう了見だい」(いきなり江戸っ子)と思ったところで、
それは話し手の相手の選択ですんで、ね。

というわけで、
スラングや話し言葉は、リスニングの強い味方。
自分からは使わないけれど、言われたら意味はわかる。
……という状態にしておくのが理想です。

こうやって意識しておけば、たまたまスラングを耳にして
(往々にしてスラングというのは、流行るだけあって、耳について覚えやすいので)
無礼度や危険度を知らずに連呼し、相手に非礼を働く…ということも避けられるオマケつきです。

それでは、口語ではどんな風に音が変ったり端折られたりするのか、
オンタノでもおなじみボストンの Jeniffer センセの
見事な動画に、説明いただきたいと思います。

友人同士で気軽にしゃべっている会話を聞いた後、
使われている口語の説明をしてくれます。
説明しつつ、何度か会話を聞かせてくれますので、
安心して、試してみてくださいまし!



you が、話し言葉では ya になったり、
ing の最後の g が抜け落ちたり、
and は 最後の d が抜け落ちたり、

Do you know what? と言うところを疑問詞をとって
You know what? で済ませてしまったり、
声の調子だけで質問しているとわからせてしまうんですね。

こういうこともあるんだなーと知っておくのと知らないのとでは
聞き取れるようになる速度に大きな差がつくものですので
ぜひ、何度か聞いてチャレンジしてみてくださいませ。

追加解説
■Hey, ya know what?
(Hey, do you know what? の疑問詞が落ちている)
→ねえねえ、聞いてよ

バリエーション↓
You know what?
Know what?
You wanna know something?

■flip through channels
なんか面白い番組ないかなーっとチャンネルをどんどん変える
(zapping ともいいますね)

■No way!
ウッソだー!
I don't believe it!
How can that be?!
That's impossible!

■crack someone up
someone を大笑いさせる
He cracks me up. (彼は私を大笑いさせる)

■to be a riot
ケッサクなほど面白い人、もの
I use to be a riot! No way!
(私、昔は面白かったのよ!/ウッソだーァ!)

簡訳

Natalie: ねえねえ、聞いてよ。昨日テレビのチャンネルを変えていたら、クラスメートの Chris Tyler を見たわよ。

Isabel: うっそー!
Natalie: Yeah! (見たのよー!)

Isabel: 彼、何してたの?
Natalie: 彼の家具屋のCMよ。よかったわよ。彼、すごく面白かった。

Isabel: Yeah, well, (へー、)(そうね、)私、そんなに驚かないわ。Chris はいっつも私を大笑いさせたもの。高校の時。

Natalie: Yeah. 彼、ほんっとに面白いヤツだったもんね。

仲良し同士で、他の人にきがねなくおしゃべりしている感じが伝わりましたでしょうか(^^)

こういう、気さくな会話でのおしゃべり癖を知っておくと、
テレビやネイティブ英語スピーカ同士の会話の
聞き取りが、楽になっていくのが加速します。

繰り返しになりますが、耳は二つで口一つ。
いろーんな言い方を受け入れ、理解できるようにしておいて、
自分のしゃべり方は自分の生き方、思いの伝え方、というスタイルに合うよう、
研究し続けていく…という楽しくも果てしない道のりが続きますが、それはまた、回を改めます!

今日も最後までお付き合いくださってありがとうございました♪
楽しく英語とお付き合いいただければウデチ〜です♪




posted by うろこ on 2008/07/06 | Comment(8) | TrackBack(0) | 無料英会話リスニング・口語を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>耳は二つで口一つ。

素晴らすぃーーい表現ですね。正にその通りだと思います。

ネイティブの真似をしてしゃべると墓穴を掘ることがありますね。Daily English Show のサラさんが日本人が、gonna とか wanna とかを、「ゆっくり」しゃべると違和感を感じると仰ってました。

「リスニングは幅広く、スピーキングは自分の土俵で」やっていこうと思います。
Posted by けん at 2008年07月06日 20:07
うろねーさん、こっんち〜わ


言葉は教科書通りではなく
状況に適した使い方ができる

ということですねー^^


削りに削って最終的には

身振り手振りだけでも
充分、意思疎通ができますね。
Posted by みえいしのぶ at 2008年07月07日 01:48
Jeniffer先生、相変わらずお綺麗ですね♪声も息の音さえもキレイ♪
でも…何言ってるかよくわからなかったのでうろこさんの説明を読んでから再度見てみたら、少し納得。
テスト?は、No way! だけ正解しましたが…どんな時に使うのかピンときませんでした。。。
Posted by ひー at 2008年07月07日 09:18
けんさーん♪ありがとうございます☆
>「リスニングは幅広く、スピーキングは自分の土俵で」
あっ!そうですそうです、まさしく、これを言いたかったんであります。
けんさんが書くと実にスッキリまとまる…ほんと助かります、ありがとうございました♪

Posted by うろこ at 2008年07月07日 18:46
しのぶちゃーん♪ありがとうございまっす☆
>言葉は教科書通りではなく
>状況に適した使い方ができる
そうそう、そうなんですよ。教科として習っているから、それ以外使っちゃいけないとか、教わったものは使わねばならぬ、とか、知らずに制約がかかっちゃうんですよね。
でも言語はおっしゃるとおり、コミュニケーションのツールの一つであります。身振りも大事な味方…♪
Posted by うろこ at 2008年07月07日 18:48
ひーさん、いつもチャレンジありがとうございます♪途中原稿をアップしちまったスットボケなので、追加解説を見て、スッキリなさってくださいまし!
&お許しくださいまし〜〜☆
No way! は、この動画では、ウッソだーぁ!の意味で使われています。
I saw Brad Pitt last night. (ブラピ見たわ)No way!(うっそー!)
…こんな感じですね。ブラピ以降の若者俳優の名前が浮かばぬ情けなさ…とほほ
Posted by うろこ at 2008年07月07日 18:55
riot に「とっても面白い人」なんて意味があるなんて、全然知りませんでした。
くだけた表現だとはいっても、Jeniffer 先生の英語はわかりやすいですね。
Posted by ASAKA.YUTAKA at 2008年07月08日 17:28
ASAKA.YUTAKA さん、いつもありがとうございます♪
Jeniffer 先生、声も美しい人ですよね。癒される感じです☆
口語に触れていると、言葉って生き物だなーと感じてしまいますねー!
Posted by うろこ at 2008年07月08日 19:10
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