漁船出発までの数日は、
の〜んびり気質な南の島の人々と、
一刻を争って出航したい船乗りのバトルはまさに「熾烈」となりまして、なんだかこう、端から見ていると喜劇です。
そういう私は、島で使っていた銀行の貸し金庫を解約しに行きました。
コンニチハ、と挨拶をすると、
窓口の人が私の挨拶を遮るように
What do you want?
うー、いきなりぶっきらぼう。
若いお嬢さんですが、既に貫禄タップリです。
まー、この小さな島は知り合いだらけですから、
見慣れぬ客に対する「なんか用?」という態度をする人には慣れていますんでここは流して、こちらもツッケンドンに用件を。
貸金庫を解約したいの(I need to close my safe deposit box)。と告げると、
……係員、パソコンの方に向かって一言、"Why?"
ゴイーン。←私のゴングが鳴る音
あーあーあーあー。
第二言語で苦労しておられる方ならイザ知らず、
英語圏育ちですよこの人たちは。
お客様に対する口のきき方を学びなされ!
ムッとしたまま、
「あんたたちのサービスに満足してないからよ(I'm not satisfied with your service. )」と、
議論を始めようときつめの声で投げたら、
↑こんな一言から始めると、たいてい、
「おやまあどうしました!」となるので、そこから日ごろの不満をぶちまける、という流れになりますが、……
銀行の係り員、私の言葉には何の反応もせず、
おもむろに解約用紙(と思われる紙)を取り出して、
ペンでさらさらと
「客が銀行のサービスに満足していない(The customer is not satisfied with our service)」と書き込みました。
目をパチクリしてみていたら、
(解約申し込み書を差し出しつつ、ため息混じりに)"Signature" だって。
い、い、い、いいのかそれでっっっ!!
え、客商売として、どうなのだソレはっっっ!!!!
人間、疲れているときは、許容範囲が狭まります。
↑暑さバテ
D... D... D... Don't you need to know the details? とアグアグしつつ言ったら、
"Nope"
(No のくだけた言い方。うんにゃ、くらいの響きに聞こえました)
なんかこう、そこで思考回路が止まりまして、
沸騰している私と冷静沈着のお嬢さんの間を、
沈黙の鳥が飛んでいきました。大昔、シラケ鳥っていませんでしたかね(古
係員のお嬢さん、困惑のキワミに陥った私を前に、
別段、ど〜〜〜うということもなく、
鏡を取り出し、まぁるく口を開け、ヌリヌリと口紅を……。←凝視してしまった
口紅を馴染ませるため、豪快な音とともにチュッパッ!
そこでハッと我に返り、イカンイカンとサインをして、任務完了。←貸金庫の中身は空なので
お互いに仕事が済めば、ここでは、それでいいのだ、であります。
だいたい、銀行もここには2種類しかありませんし、
思い返せば、サービスもへったくれも…(私の貸金庫を誰かにまた貸ししてしまい、私に無断でドリルでこじ開けて中身を出してしまったとか、ATMでお金がちゃんと出てこなかったので文句を言ったら怒りっぽいと諭された、入金処理をしたら2週間放っておかれた、海外送金処理をしたら、日本という「州」はないと断られた←国だって〜〜のっっっ!とキレていた(そしてキレていたのは私だけだった)記憶がかすかに)
………米国の(しかも成績の良い)銀行の支店なんですけどね。
…というわけで、フと気がつけば私も人のことは言えませんで、
喜劇を繰り返しつつ、私もまもなく島を去ります。
飛行機が出るのは日曜の夜ですが
それまでドタバタのキワミになると思いますので
メール・コメントのお返事が遅れるかもしれません…が
次は文明に戻って、ほっとして通信できると思います(^^)
皆様の毎日が素敵な日々でありますように!!
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Tiwtter では、英語でつぶやいています。
日本人を前にすると英語を使うのが何だか恥ずかしい、と思われる方も、私相手ですからお気楽にどうぞ♪
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あ、思わず取り乱してしまいました!スイマセン。
ところでうろこさん、また赤道越えをなさるのですね。どうぞお気をつけて。今回はパートナー様とはゆっくり過ごすことがお出来になしたか?この短期間に「ゆっくり水いらず。」なんて時間もなかったでしょうが。
こちらはストレスと怒りが炸裂しますが、あちらの方は、ストレスなんて無縁なんでしょうねー。
そんな風に生きられるのは、ある意味羨ましいかも??
旅中、お気をつけてくださいね♪
とっても腹立たしい人でしたね!!
私がうろこさんの立場だったら、めっちゃ怒っていたと思います←最近、ケンカっ早いw
その場では言えなくても、その後、その会社のお客様相談センターに苦情の電話をしていたと思います!w
南の島には相談センターたるものは存在しないのかな?w
値段が安いとか、近くで便利とか、お店や会社を選ぶ要因はイロイロありますが、やっぱり最終的には「気持ちよくやりとりができる」トコロも大きいと思います☆
とは言え、お国柄もあるかもしれませんね。
これこそ文化の違いってモノかしら?!
うろこさん、この先もいろんな経験(?)をして、また私達ブログ読者に「世界は広い=いろんな人がいる」ということを教えてくださいね〜w
無事にお帰りくださいね♪c u then!!
南の空に飛んでいくんですよね〜w
ミジメ、ミジメ♪でしたっけ?
同世代cappuccinoよりw
まあ、彼女にはこの銀行の未来など関係ないですからね。・・・って、ここで理解ができてしまうほど寛容になったということでしょうか?(笑)慣れですね。
あれですね、だから『YOU』という意味を『店』の意味で、店員は店の代表としてこちらは接してるんですが、こういう人たちは『自分』のことを言われてると思うみたいで食って掛かってきますよね。困ったもんです。
うろこさんのお怒り、お察しします。
極めつけは口紅チュッパですか〜!!(怒)
南の島のいい思い出も最後に来て髪の毛逆立ってしまいそうです。
文明社会で旅の疲れを癒して(←あれ、普通逆ですよね??)下さいね〜。
ところで、I'm not satisfied with your service. って、ズバッと言えるというのは、うろこさんも「成長」しているからなんでしょうね。そういう環境に置かれると、たくましくなるんですね。自分はあまりたくましくなりたくはないですが。
なんだかとってもあっという間!!
また会える日を楽しみに♪
うろこさん、お帰りは気をつけて帰ってくださいね(´▽`)
「日本くらいだよ、こんなに“キチンと!”してる国は。」なんて聞くことがたま〜にありますが、このような話を聞くと本当にそうなのか…としみじみ思いますね。
てか、の〜んびり気質な南の島の人だからなのでしょうか?!
ありがとうございますっっ一緒に怒ってくれる人がいないんですよね〜、南の島では…。そして、これはほんの序の口という恐ろしい事実が(銀行のガードに追い出された経験あり)←怒りの内容は通じず、ただヒステリーと解釈された記憶あり・2006年は大変でした(TT)
そうですねー、水入らずは程遠いんですが、仕事にあそこまで惚れて打ち込めるのは尊敬するので、いつかゆっくり休みをとってくれることを祈ってます←基本的にはノンキなんですよ、ははは
■ハルミズキさ〜ん♪
ありがとうございまーっす♪無事に脱出(?)しました〜。飛行機の中では隣の人が、シートベルトの延長ベルトを使っているほど大きくて……
島の人は基本的に大らかで、その芯の強さには脱帽です。でも、米領ゆえの悩みも多いようなんですよ。南の島の気質と米国のシステムがうまく融合できず(端から見ていても難しいだろうな、と思います)、若い人ほど混乱しているかな、と思うこともあるんです(^^)
■cappuccinoさ〜ん♪
一緒に怒っていただけて嬉しいデス。島では怒っているのは私だけですもん(TT)実は私も、30代のころはケンカ早かったのですよ(←すぐ蹴るひのえうま)南の島には、競争相手もありませんからね〜。気持ちよくやりとりができるトコロ、というのは夢のマタ夢、せめて間違えるくせに人のせいにするなよ、でしょうかね(汗 みんなが知り合いの島ではヨソモノは溶け込むまでにはそれなりに時間がかかるのかもしれません。私の場合、相棒も時々訪れるヨソモノ、私もヨソモノですから(^^)シラケ鳥の歌が頭の中で何度も何度も…(ビバ同世代
■kazraasch さ〜ん♪
>ここで理解ができてしまうほど寛容になった
さすが南国・アハハ、そうなんですよねーここのポイントに来るまでササクレだって大変でした、私も。
といって未だにたまにブチキレますが(飛行機の中でやらかしてきた人)
>こういう人たちは『自分』のことを言われてる
そうなんですよ、仕事をしているという視野が狭いんですよね。やらされている、って思っているから、ろくな仕事ができんのですよっ←あれ、腹立ってきた←遅いって
■Nemoさ〜ん♪
ありがとうございます〜〜察していただけることの幸福感!ぶちまけブログですみません(号泣
しかしこれはですね、まだ序の口なんですよ。可愛い部類なんです。相棒と笑いましたもん。南の島は仕事をしに行く場所じゃないですね。相棒の乗る船が赤道ちかくでマグロを追っているので、いずれにせよ南の島に荷卸をするんですが、どこに行っても怒りを通り越して笑い話が満載です(相棒は私よりも1000倍怒りんぼ)
■ASAKA.YUTAKA さ〜ん♪
う、う、ありがとうございます〜!私は基本的にノンビリウッカリ系なので大人しいんですが、どうしてもンガッと大魔神になってしまう場面に遭遇することが多いんです、この島は。まだまだ私の「たくましさ」は微々たるものなんですよー(汗
環境によるので、文明社会にいればとことん「ま、このくらい、いっか」な人間なんですが…(^^)
■ひーさ〜ん♪
ありがとうございまーっす♪そうなんですよ、いつもアッ!という間なんです。島にいても毎日恐ろしく長い時間を休みなく働いていますから、一瞬!っていう感じです(^^)その分次回が楽しみですけど、ね。
>「日本くらいだよ、こんなに“キチンと!”してる国は。」
これは、今まで私が旅をした場所を見てみると、紛れも無い真実ですよー。その分、間違い許すマジ!という雰囲気が強いようにも思いますけど(←間違いを多くするので叱られることが多い人
でも、素晴らしい母国!であります・というのも、キチンとしようという教育を受けた人がキャパを広げるのと、はじめっからいい加減な人とは、なんというか、話が壮大になりますが、人生の深みが違うように思うんです♪