2010年08月02日

Glottal stop, Flap T, and so on... Tの音の変化ぶりを整理してみる

Hi there,
みなさま、ご訪問ありがとうございます。
オンラインで楽しく英会話上達、略してオンタノの管理人うろこです。

森に自生していたわけではない雑木が、毎年ものすごい勢いで繁殖しています。
ここはフィヨルドの入り江が近く、牡蠣やアサリ・シャケは貴重な資源、
下手に除草剤をぶちまけることはできません。

そこでみんなで業者を雇って一本ずつ引っこ抜いたり切ったりするのですが、
なんと、農家が大食いの「貸しヤギ」をはじめたそうで、評判は上々だとか。
今のところ超人気なんですが、ヤギが山深くに入ってしまったり、庭の花を食べてしまったり、
見張り役の人間のコストが高いのが玉に瑕だそうです…ペェタァ〜♪賃上げですよ〜♪(違

…ンなこたさておき

 ■ 今日の発音ポイントすっ飛ばされる音

・T の単独音の練習
まず、口元は自然〜に力を抜いて
舌を上あご、上の歯のチと後ろにくっつけます。
吐き出す息を、舌で一度せきとめ、
その後で、舌を弾いてやる感じでTッ!
タコチュウ顔にならないよう、口元はダラっと力を抜くのがミソです
  ↑こうすると、余分な母音が抜けます
これが、T の単独の音です。

T は声を出さないで作る音なので、
のどもとに指を2〜3本あてて、T!とやってみてください。
指に振動を感じたら、知らずのうちに声が出ている証拠です。

日本語は「声を出さない音」なんか使いませんから、
最初はいっしょに声が出ちゃうのは、無理はありません。
息だけで作る音、と意識して練習してみてくださいね。


■つんのめって飲み込まれる T (glottal stop)

たとえば、definitely の t の音は、飲み込まれてしまってほとんど聞こえません。
心持ち、「ッ」が入っているような感じで発音するとリズムがとりやすいです。

これは glottal stop(舌の位置は t ですが、息をはじく代わりにつめて終わりにする)
で終わらせてしまうので、「ッ」とつんのめる感じで、次の音に続くようにすると
上手くいきます。

この t をはっきり発音してしまうと、
かえって相手に通じにくくなってしまうというキケンもあります。

無理やりカタカナで書くと、
"definiッely" という感じです。


■舐められるような Flap T

この音、t と言うにはあまりに遠く、
どちらかと言えば、d に似た音になります。

そう言われてもピンとこないんですけれど…と思われた皆様、
おっしゃるとおり!

実はこの Flap T の音は、本来の d の音や、
聞き慣れた「ダ行」の音よりも、
吐き出す息も少なめ、舌が上あごをタップするのもほんの一瞬、
アタアタと次の音に移動してしまいます。

するとどんなことが起きるかというと…

日本語でダダダダダ、と言いながら、
だんだんと舌の力を抜いていくとララララ、と、
ちょっぴり舌たらずなラ行に近くなっていきますよね。
しっかりしたダでも、しっかりしたラでもない、
ダラの中間あたりの音、なのです。

それが、時々、t がラ行に聞こえるユエンです。
でも日本語で表すには大変な音でもありまして、
完全に日本語のラで代用するとまた別の音になってしまいます。
ああ、異国語(^^

では、英語ネイティブ講師のジェニファー先生の動画で見てみましょう。

"da" の音を出して、それをだんだん早くしていく…
dadadadadadadada、という練習をしてくださいますのでぜひチェックを。









おつかれさまでした!

■アメリカ英語で flap t が使われるとき
1)t の前後の音が母音で(T が母音にサンドイッチ)されていて
2)その音にアクセントがついていない(強調される音ではない)ときに、使われます。

補足・1)「t の前後が母音」は、単語2つがくっついて一緒に発音される場合も含みます。
たとえば、let it は一気に言われるので、let it 赤にした t が flap t になります。

この法則によって、
bottle の t は、パタパタと素早く発音する D のような flap t 音になります。
hotel の t はそこにアクセントを持ってきて発音するので、基本の t の音になり、flap t にはなりません。

Flap T のリスニング練習は、
こちらの情け容赦ないブタパンケーキ(こう書くと強そう?)でどうぞ。
習った「音」と、普段使いの「音」とのギャップ・今日は「T」


■今日のゴール

基本的な T の音、
つんのめる Glottal stop の T、
舐められるような Flap T……

日本語では一つの文字でこんなに音が変化することはありませんよね!
大人の脳みそには、それぞれの音の出し方のコツを頭の片隅に置いておくと、
聞き取りもしやすくなると思います。

ただしこの T の変化は、
アメリカン英語ならでは。

出身地によってはダラダラ流して発音してしまう、と言って、
こういう言い方を嫌う方もいらっしゃいますので、
なんでも聞き取れるようにしておいて、
自分で使う時は選択できるように…が理想です♪
耳は2つで口1つ。上手につきあってまいりましょう!


今日も最後までお読みくださってありがとうございました!
posted by うろこ on 2010/08/02 | Comment(4) | TrackBack(0) | 英会話・使える表現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うろこさんのメールマガジンと、こちらのサイトでの勉強が(っと言っても、読んでいるだけですがw)、唯一の英語学習になっております。
ありがとう、うろこさんヽ(^o^)丿
お陰で、毎日英語に触れてることが出来てまーす!!

>下手に除草剤をぶちまけることはできません

さすが、アメリカ!
除草剤って、怖いくらい何にも生えてこなくなるんですよねー。
恐るべし、科学の力・・・。
Posted by ハルミズキ at 2010年08月02日 16:26
■ハルミズキさ〜ん♪
ありがとうございまーっす!
このブログを開設して早くも3年近くになりますが、毎日読んでくださっていたら、いつの間にか英語が楽になった、というメールは良くいただくのですよ(^^)
これは、とにかく続けることの継続パワーの証明です♪♪
ハルミズキさんもおつきあいありがとうございま〜す♪
>除草剤って、怖いくらい何にも生えてこなくなるんですよねー。
そうなんですよね、いくらなんでも強烈すぎる〜(><)と思います〜。
外来種が森をのっとってしまうと生態系が変わってしまうといっても、草木も生えない山になったら台無しですもんね。
私は個人的にヤギたちが来ないかなぁと楽しみに(^^)←いかにもノンキな山っぽくって最高かと
Posted by うろこ at 2010年08月02日 17:06
glottal stopを調べていてこちらに辿りつきました。米語と英語ではglottal stopも発音の仕方が違うようですね。

>definitely の t の音は、飲み込まれてしまってほとんど聞こえません。

definitelyがという訳ではありませんが、多くの場合なにか別の音に置き換わっているようなイメージがあります。

Flap T知りませんでした。勉強になります。

Posted by ETCマンツーマン英会話 at 2013年09月03日 23:47
■ETCマンツーマン英会話 さま♪
ご訪問ありがとうございます!
米語は、他の地域の英語に比べて T の発音が「ぞんざい」ですものね。
「飲み込まれて」と表現しましたが、息をつめて終りにしてしまうので、次の音と重なって聞こえることもありますね(^^)
インターネットで、英語圏育ちで他の言語も経験されている先生方の講習がたくさん探せる、良い時代、ありがたいものですね!
Posted by うろこ at 2013年09月05日 05:53
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