2010年08月04日

ちょっと長めの英文は文節ごとにどんどん頭から理解していく練習を

Hi there,
みなさま、ご訪問ありがとうございます。
オンラインで楽しく英会話上達、略してオンタノの管理人うろこです。

実は昨夜、ハクション大魔王がいたら確実に家出されるほどクシャミ大連発でした。
アメリカでは、鼻すすりは嫌われる分、鼻はおおっぴらにかむものですが、
クシャミは押し殺すもの、です。
ゆえに、自分がすっとびそうな大クシャミをして一人を堪能する山の中…
(↑私の場合、クシャミ連発は寝不足を表しているだけなので、ご心配なく)

 ■日本語と語順が違う英語は、「整形」せずに理解してみましょう "

長い英文に出会った時は、前からどんどん理解していくクセをつけていきましょう。
読む時でも、リスニングでも、相手がズラズラしゃべりだしたら、どんんどん前から情報を処理していく。

なんといっても、日本語と英語は文章を構成する語順がちがいます。

英語を日本語として整形するのは、
翻訳・通訳をしている方々のお仕事。
特別な訓練が必要なもの、と、わけて考えた方が英語を「使う」には速道です。

それから、翻訳・通訳をするにあたっては、日本語として整形して伝える分、
自分の意見を英語で返す、ということは期待されませんね。
「英語を使う」場合には、自分の考えをまとめて話す、という重労働がコンビでくっついてきますので、
英語の文章はその順番のまま、どんどん理解していかないと、
かえってドエライ大変なことになります。

とは言え、どっから手をつけたらいいんだい、とおっしゃる皆様のお気持ちよくわかります(はい、経験者)
なんたって、英語の順番で理解して英語で返事をする、なんて練習は学校ではやっていませんので、
道なる領域、という事実が横たわります。

でも、ご心配なく。
ちょっとずつ、コツを見てまいりましょう。

1)日本語と英語は語順が違うことを納得する
日本語の語順:
日本語は周囲の状況を説明することから入り、
主人公の存在は(暗黙の了解として)特に表現しませんね。

で、
周りの状況がこうだから、

(こういう時はこう考えるのが妥当だから)

こうしたのよ。
と、聞き手も状況を知って納得行きやすいスタイルが非常に多いものですよね。

一方、英語は、

主人公はナニナニだ

なぜならば…

という、

なにはともあれ「主人公がなにをした」の結論ズドン、
それから、アレコレ状況をくっつけていく方法です。
日本語ネイティブの私達からすれば、ツッコミ場所満載です。

例えば、
日本語の語順→「雨が降っているから、傘が必要だ」
英語の語順 →「ワタシ必要なのよ、傘が。雨だも〜ん」

二つの言語の間では、こんなに短い文章でも、
語順が行ったり来たりしているのが一目瞭然です。

雨だもーん。なんて英語の語順で答案用紙に書いたら怒られますから、
日本語として平らな表現になるように、
「雨が降っているから…」と、文の後ろにある情報を
頭に持ってきたりするわけですが、

実際のおしゃべりでは、話題はど〜んどん流れ去っていく流しそうめんみたいなもの。

基本的に語順の違う言語に整形しようとすることは、
あっ! 流れていったあの情報を先に持ってこなくては!
イカン! ダダダーっと下流に走って目的のそうめんの固まりを捕まえ、
上流に放して順番を整えようとして
「待てコラ!」とそうめんと一緒に永遠に走り続けて…(エンドレス)

…という、実に現実離れしたワザ、でもあるわけです。

流しそうめんナシで説明すると(汗)
口から出たとたん音が消えて行く会話、
特に、スピーチやインタビューでもない、
思考のぶっ飛ぶままに繰り出される普段の会話内容では、
語順の違いを
「日本語にして整形すべきもの」として扱っている時間はないのが現状です。
(だから通訳や翻訳の人はプロになるための訓練をするわけです)


2)文節 thought group ごとに区切って行く、という発想

そうは言っても、母国語として持っている情報量をすべてあきらめ、
英語だけでイチから理解しろと、いうのも理にかないませんので

(文章として日本語の語順に形を整えるという肩の荷はおろして)
文の意味の固まり (thought group = 文節) で、
聞いた順番、目にした順で、片っ端から意味を拾っていく発想に慣れていきましょう。

でも、単語ごとすべて聞き取るのは、現実問題不可能です。
なんたって、複数の単語がくっついて音が変わるなんてことはしょっちゅうですし、
英語は、前置詞や接続詞などは、サラッと流すように言ってしまいます。

その分、文章の中で「ナニが」「ドウシタ」の役割を果たしている部分や
自分が伝えたいところが、強く(大きめ、高めのピッチ、長めのイントネーションで)表現されます。
(参考 http://wp.me/p4Ua8V-3m Weak and Strong Forms【リスニングのご質問】字幕を見ても、その通りには聞こえません・その1

そして、英語として自然な文節ごとに、話し手は自然な区切りをつけていくものです。
どこで区切るかの目安はいろいろありますが、
だいたい、主役になる単語を含んでいるカタマリで
・ コンマ,セミコロン,コロン,ダッシュが出てきたら
・in, at, on, などの前置詞のあたり
(↑ただし、"put off" や "look out" などの「熟語」はそのまま覚えちゃう必要があります)
・because, if, などの文章同士をつなぐ接続詞の前
・wh- で始まる語句(what, why, where, when, whether)と、that の前
・to不定詞とか、動名詞の前

などがあります。
(また順番を追って説明していきたいと思います)

Thought Group に慣れていく方法の一つに、こんな方法があります:
スクリプトのある英語であればスクリプトをプリントアウトし、
どこで区切られたか、どの音がはしょったり省略されたりしているかメモをしていきます。

最初は、印刷された文字と聞こえてくる音の違いの多さに驚かれると思いますが、
それこそが、英語の音のさばき方の特徴。
どちゃーと洪水のような音から、相手が伝えたいことを拾っていく練習なのです。
驚きや不思議な感覚も、外国語を学ぶ醍醐味と思って楽しんでみてくださいね。

Youtube の ベテラン講師 Jeniffer 先生が、Thought Group について講義をしてくださっていますので
こちらでどうぞ。



ここまで読んでくださって、お気づきの方は多いと思いますが、
どこで文が区切れるか、そこを知るためには、
やはり、基本的な文法の力が大いに役に立ってきます。

3)文節に区切るための基本的な文法力は役に立つ
文法を学んで行くと、「間違いが怖くなる」という
副作用が出ることもあります。

なかなか奥の深いことですから、さらに文法を研究したくなって、
会話? それどころか! となることもありましょう。
ただし、会話をするためには、人の声を聞く・自分でしゃべる、の練習はかかせません。

そのせいか、文法の勉強そのものが、
とにかく悪者扱いされることもありますが、大人になった脳みそは、納得したいもの。
「ワケわからんことは、ヤッテランネ!」と判断して
やる気を放り投げちゃいますんで、上手につきあっていきたいものです。

そこで、文法=私たちの言葉の使いっぷりを裁く存在、研究対象…じゃあなくって、
言語の構成を説明してくれている便利な道具、
自転車の補助輪扱いにしてみるのもお奨めです。

最初は、よろけるたびに(不安に思うたび)、
さんざんお世話になり、そこにあることに安心感を得て、
でも、練習をしていくことによって、
いつかは頼らなくてよい存在になって行く(意識しないですむようになる)もの…という感覚ですね。


■今日のおさらい
文章を見れば単語ごとに区切りたくなるのが山々ですが、
thought group 「文節」を意識して練習をしてみましょう。

英語ネイティブの話す音声と、スクリプトを用意して、スラッシュを引くなどして
自然な英語の区切り方、音の強弱を意識してみてください。
日本語とはずいぶん違う、おお、なんてこったい! そういう発見を楽しんでいくこと、
それも、外国語を学ぶ醍醐味ですのでね^^

最初はワケワカメでも、だいじょうぶ。
ちょっとずつ、少しずつ、小数点以下何桁になろうとも、どこかに[1]が入っていれば、
足し算は続いていきます。そして、自分の年齢におののくように(←そりゃ私。文字にするとビビる年齢に)
おおっ!溜まったものだ!と、驚く日は必ずやってきますので(^^)/


今日も最後までお読みくださってありがとうございました!
posted by うろこ on 2010/08/04 | Comment(2) | TrackBack(0) | 無料英会話リスニング練習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しています、ブログでは。

当方は夫婦喧嘩をする時に、なんだか(日本語ですが)英語的になってきました。

私)---「そうは、思わないからね!!できるとは!!」
家人)--「昨日言ったわよ!!出来ると!!」

ところで、大変、世話になりました、Twitterでは。いろいろ教えていただきまして(う〜ん。これも英語的構文ですね)。
Posted by いちろう at 2010年08月09日 06:17
■いちろうさ〜ん♪
こちらもブログではご無沙汰しております!なんだか自分でも何がなんだか(><)、アチコチいろんなことをしすぎて…
Twitter は私もイマヒトツわかっていませんが、仕組みソノモノがゆるいみたいなので、漂っている感じです♪

えへへ、ご夫婦のケンカも思考が英語的になっていらっしゃるようで(^^)

実は私も一番苦労するのは、英語ネイティブ教師の英文を、平らな日本語として整形する部分なんです。
こう考えてみると、中学高校と、日英対訳で勉強をしていた自分は、随分高度なワザをやっていたものだと驚いてしまいます。(そのワリには、という悔しさもあり)

日本語を英語にする、というアプローチは、どうしても不自然英語を量産してしまうので、英語的構文で考えるのは大切ですね!
Posted by うろこ at 2010年08月09日 12:25
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