2014年12月09日

冠詞・今までの復習と「〜ってやつはね、一般的にね」の a/an について

Hi there,
みなさま、ご訪問ありがとうございます。
オンラインで楽しく英会話上達、略してオンタノの管理人うろこです。

さて、今回の話題は、またまた冠詞です。
英語を第二言語として、大人になってから学ぶ私達にとっては、
a / an / the と、こ〜んなちっこい単語なのに、
実生活の会話をゆさぶる存在でありますね!

まずは、まとめから(おおっ珍しい)

・英語の名詞は、
 ・誰のものか、
 ・いくつあるのか、
 ・会話相手も了承済みのアレのことなのか、
 ・一般的に、1つ例をあげているのか、
という説明がない場合、「(名詞)という類のもの」という概念の表現になります。

たとえば、dog を例にあげてみましょう。

 ・誰のものか、
my dog と言えば、言わずもがな、私のワンコ。
私のワンコは一匹だけか、
もしくは会話相手も会話の流れで「あなたの、あのワンコね」と納得している感じがします。
私のワンコが複数ならば、はい、皆さまのお考えの通り。my dogs とか、
複数いるうちの一匹だよ、とハッキリ言いたい時は one of my dogs ですね。


 ・いくつあるのか、
a dog と言えば、何匹かいるうちのワンコ一匹。

 ・会話相手も了承済みのアレのことなのか、
the dog と言えば、会話相手動詞が同じワンコさんを思い浮かべている

 ・一般的に、1つ例をあげて話をしているのか、
Having a dog is a wonderful thing. といえば、一般的にワンコさんと暮らすことは、と一匹あげている

と、なります。

この説明がないと、犬という類のものは一般的にね、という「分類上のわんこさん」と概念の話をする感覚です。

では、長い解説に入ってまいります。
短くする時間がありましぇんでした(毎度のことながら

 ■冠詞のおさらい
さて、冠詞。
まずは、アメリカ暮らしが長い、いちろうさんのページで体験談をどうぞ
英語の冠詞-----“…a fixture….”でもう一つの fixture(生産補助具)を心配する英語圏人

a とか an の表現が入ることによって、
相手がホボ自動的に「あ、他にもあるんだね。いくつかあるウチの一つなのね」と思ってしまう。
これ、実によくあります。
普段は大雑把なくせに、こだわるんだな、こういうところっ!(無礼者、ソレは私)

ちなみにウチは超田舎にあるので、コーヒーショップは一軒しかありません。
ユエに、近所のコーヒーショップの話は the coffee shop in the village です(皆が同じコーヒーショップを思い浮かべる…何しろ一軒しかないので)。
これをうっかり、a coffee shop in the village とか言うと、
オーナーやご近所サンが「え、いつどこに他の店が出来たの!」となる。
a で表現することによって「イクツかあるコーヒー店の、そのウチの一軒」という感覚になるんですね。
(このあたり唯一のコーヒーショップはですね、看板が思いっきり「アイスクリームッ」なので、何が何だかワカランという前提があるんですがソレはさておき)

a/an というと、いくつかあるうちの(全部で1個ってワケじゃなく)、
(そのうちのどれなのかは、会話をしている時点では聞き手はわからないけれども)どれか1個、
という意味は、英語圏の人たちの脊髄にズッシリ埋まっているのですね。

会話中に何かの名詞を聞きそびれた時とか、
信じられない物体の話だと "A what?" とか言いますんでね。

言葉ではエライ大変なので、図で言うとこんな感じ^^(昔描いたものです)
amanmos.jpg


■おさらい・意地でも数える気力に溢れる言語
英語というのは、そもそも「意地でも数えるっっっ!」という言語です。

だいたいですね、「数えられない名詞」とかいう概念が存在するということ自体、
ハナから何でも数えてやるッという意気込みが感じられますよね!

我らが母国語、日本語だったら、数えるとか数えられないとかですね、
「ンな細かいこと」というカテゴリーです。

ただ一方で、日本語は「コップ一杯」とか、「ゴハン一膳」とか、「お皿一枚」「きゅうり1本」とか、
日本語を学ぶ方々を奈落の底に突き落とし続けるカウンティングユニットなるものが存在しますんで、
お互い様というか、こだわりが違うというか、
いずれにせよ、母国語以外を学ぶ旅というのはシビれます! クーッ!

これは、私の予想によると、
それぞれの「言語」が形作られたころのご先祖にとって…
「一匹しとめた、あと10匹はいたぞ」などの「数」が重要だったか
コメとかイワシみたいに、「数えてるヒマないわね」なので「分量」が重要だったか
そんなことが関係しているんじゃないかと思うんです!
ドンドン!机を叩くッ(←永遠にやっていそう? ハイ、私もそう思います)

もっと詳しくおつきあいくださる方は→I am lucky と、I am a lucky person、a の使い方

というわけで、ここまでは概念の違い、のおさらいでした。
続いて、 a と the の使い分けのおさらいに入っていきましょう^^


■おさらい・a と the

・なんでもいいからドレでも一匹、の "a"
「マンモスを一匹捕まえるべい」と言い出した猟師。
どれでもいいからマンモス一匹、という感覚の a mammoth です。
amanmos.jpg


・ああ、アレね、あのことね、の "the"
二人の猟師が標的を決めて
よし、力を合わせて「アレ、あのマンモス」を捕まえよう、
と決めてしゃべっているときは、the mammoth です。
themanmos.jpg

昔の映画ですが、「カンフー・パンダ」で、
最後にパンダが相手をギャフンと言わせて
"I'm not a big fat panda."
"I'm the big fat panda."
と誇らしげに言うセリフが、短く上手に a と the を表現しています。
→ソコラにいっぱいいるような、でかくて太ったパンダたちのうちの、どれを選んでも対して変わらないような、「単なる一匹、a panda」じゃないぜ。「あの!これぞ!」というほどで、the panda でみんながオレを思い浮かべるほど有名な、ザ・でかくて太ったパンダなんだぜ、という感じ、ですね。

続きはこちら→ "冠詞"の感覚を掴んでみる・今日は the について

ギャフンって死語かな…(寂)
ンなこたさておき、さて、今日の新しい話題に入っていきます。


 ■冠詞「〜ってやつはね、一般的にね」の a/an

さて、上記のおさらいで出した例のように「a/an ナントカ」と言うと、
数えられるモノがいくつかある中、その1つを話題にしている…
という概念は、だいぶお馴染みになってきたかと思います。
(なんつったって、意地でも数えるッの言語、それが英語ですんでね)

では今日は、一般名詞 - Generic Nouns までお話を進めてみましょう。

なんじゃそりゃ。
…ごもっともでございます。

文法用語っていうのはソレだけで既に威圧的ですんでね、
ここから先は、私がビビらずに使える言葉でしゃべって参ります。
学校で英語を教える以外、文法用語を覚えたってなんともならんのでね

つまりコレは、
「〜ってヤツは、一般的にはね」という意味で使う「a/an ナントカ」です。

もちょっと詳しく説明しますと、
「a/an ナントカ」は、ある種類の中から、一つを代表に取り上げて、
「〜ってヤツは、一般的にはね」と説明をしていく時に良く使われます。
a を使いながら、意味は any (どれでも)で会話をしていく感じです。

例)
A baby deer can stand as soon as it's born.
赤ちゃんの鹿っていうのは、(一匹、例にして話をするとね)一般的にね、生まれてスグに立つものなんだ。

例)A computer is a powerful tool.
コンピューターというのは(一台、例に取り出して一般的に言ってみると)、強力な道具だよ。

あれ、複数形でも話すよね、と思われた方、お見事。
実は普段の会話では、複数形の言い方を耳にする方が多いような感じです。

この使い分けはどうなってるの?
…というご質問もいただきますが、
これはもう、会話がなされている状況次第、
話し手がどういう感じで話をしたいか、です。

例えば、
Although a computer is a powerful tool, it doesn't work on its own.
コンピューターというのは、強力な道具だが、一台だけでは役に立たない。

なんて表現をする場合は、見本用に一台取り上げた形で話を始めた方が、
その後の解説を続けやすいかなぁ…という「感覚」がありますよね。
こんな感じで、「とある一つのカテゴリー」の説明をしている時などに、よく耳にする表現です。


 ■ a/an その他

最後はちょっと軽めに(^^)

■ per になる a
a / an は、 "per" という意味でも使われます。
お店や広告とかで目にするかも。

例)
Coffee will trade at about $1.80 a pound. (= per pound)
Cheetahs can run 60 miles an hour. (= per hour) (= 60 miles = 96.56 km)
It costs $5 a person or $20 for groups of five people. (a person = per person)

未だに体重計に乗って、パウンド表示でビビります。
頭のなかで、赤ァ〜コーォナーァとか聞こえてくる(幼いころの記憶は強い)
&普段私が車を走らせている国道、実は100キロ近い速度で突っ走っていたのですかっ!!ぎぃえ〜い、あっぶっねぇええぇえぇっっっゼェゼェゼェ(激しく遅い反応…ワ州に来て何年たってますか>自分)


■ one と a/an 、ドッチを使う?

一般的に、数を強調したいときは one を使います。
数よりも、ほかのこと(種類だとか)が話のメインになっているときは、a/an を使います。


例)
2個でも3個でも0個でもなくって、1個なのよ、と言いたい時:
a ではなくて one を使うと数を強調できます。

A: How many apples would you like?
B: One is enough for now. (1個で良いよ、と数に注目)


数字のバヤイ
それから「数字を文字で書き表す」なんてゴムタイなことを日常的に強要される、
アメリカの小切手文化では、数字と a の使い方にも注意が必要です。

数字のアタマには one でも a でも使えます。
One hundred
A hundred
One でも A でも、どちらもバッチリ。

… ただし、↓のようにケタがでかくなると one の方が自然です。
One thousand, six hundred and three

数字の途中では a は使わない約束になっています。
Three thousand one hundred and three.
 注)Three thousand a one hundred と、途中で a は使わず、one を使います。

手首がよくなったら、また絵を描きたいと思います♪(うずうず

参考: Practical English Usage by Michael Swan, Three Little Words by Elizabeth Claire

オマケ
手首がよくなったら、と書いた理由はコチラ:
memodajare1111.jpg
いきなりスミマセン。ファが嫌なファイヤーとか(至福)昔描いたやつです。

こういうのダイスキッなんですが、
どうもマウスとかエンピツ系を持つと右の手首が痛みまして…

このところ、手首に優しいトラックボールしか使えません(親指が時々ピキーンとツリます。慣れていないっ)。
腕立て伏せとかダンベルとか逆立ち(←何をやっとるか)は平気なのに、
なぜ、エンピツやマウスがだめなのでしょうか!よよよ… 憧れの「繊細」からどんどん離れていく…

当面、手首を休ませたり様子を見ながら他の筋肉を鍛えたりすることに集中します(^^)

今日も最後までおつきあいくださり、ありがとうございました!
posted by うろこ on 2014/12/09 | Comment(6) | TrackBack(0) | 楽しい英会話マスター方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
か・か・冠詞!!!もはや永遠の難題ですね。わかってるつもりが、いざ英文を作ると、むむむ・・・と悩み止ってしまいます。話してても悩みますよね。無難に複数にしとくか・・・とか。ちなみになぜ魚が数えられないのかがいまだに???どうみても数えられるだろと思うのですが・・・こちらの人は、two fishとか three fish言ってる人もいます。

ところで・・・パーソナリティテストを改めてやってみました。な・な・なんとINFJ!!2回やっても同じ結果でした。
4要素のうち3つも変っているとは!これも歳を重ねて物事の見方なんかが変ってきてるということでしょうか。自分の母語ではない環境というのも多いに関係しているとは思いますが。。。
Posted by kazraasch at 2014年12月09日 14:43
■kazraasch さ〜ん♪
そうなんですよ、フィッシャーマンは魚を数えますっ。重大なものは数えるんでしょうね。事件は現場で起きてるんだ、教室じゃない、って感じで(←壊

お!ESTJ から、INFJ!冷静な判断力は変わらず、ですね(^^)確かに歳を重ねるにつれ、そして外の環境によって、考え方(よりどころにするモノも)変わっていくでしょうね♪
生まれつきそういうものだ!と決めつけられるよりも、こういう診断結果はウレシイっす♪
私 ENFP だったので、kazraasch さんと「外交家グループ」で一緒です♪
Posted by うろこ at 2014年12月10日 04:28
お久しぶり!
大雑把なくせに数にうるさいアメリカ人----nattoku(笑)
冠詞のお話なので、私も一つ。"The Voice" という番組がありますが、日本語でこの番組の話ををするとき、タイトルの「ザ」を省略してしまいそうですが、多分アメリカ人は絶対に「The」を省略しないと思います。 このこだわりが英語を話すときに大事なのかもしれませんね。

ところで、アップされてるサンタさんのビデオを見て、私はサンタがセント・ニコラスだったんだと気が付きました。よくセント・ニコラスの曲にサンタの絵が描いてあるのでそうかなとは思ってたのですが、これで解明しました。
どうもありがとう。
Happy Holidays to you!
Posted by あすか at 2014年12月10日 07:22
■あすかさ〜ん♪
わ、お久しぶりです♪ ウレシ☆
>"The Voice" という番組
そうですね、同感です。
邦題になると冠詞が落ちたり、複数形の s が落ちるものって多いですもんね。会話をしていても、何か聞こえなかった時に、A what? とか数だけは聞こえたんか!みたいな驚きもあります(汗

セントがサンタ♪ 私は実は、なんでこのお話の中にトナカイにルドルフがいないの!と悩みました。赤い鼻のトナカイって別の話なのね…(汗
Happy Holidays to you, too! Ho Ho Ho!
Posted by うろこ at 2014年12月10日 12:54
Hi Misako,

今ね、カナダはウィスラーに来ているの。スキー初滑り!
でもでも、初日晴れただけであとは雨〜。暖かいから、山でも雪じゃない(>_<) おまけに昨日と今日は猫と犬が降ってる。あ、これ複数ね。(笑)
a とthe の違いは、何となくわかったつもりですが、本当何で魚を数えないくせに、こんなものにaをつけるんじゃい、ってなものにaをつけるのがようわかりません。例が出てこないけど。
あと、例えば、I like dogs.
あたしゃ、猫が好きなのよ。ってな場合は複数で、話者が特定の犬を指して或いは両者がどの犬を言ってるかがわかってて、あの犬が好きなんだって時は、the dog ですよね。a dog なんて言った日にゃ、お前は一匹だけ犬が好きなんかい? みたいな。
でも、ピアノ弾くのよ なんて時は、特定のピアノでもないのに、I play the piano. って、なんでよ〜(>_<)
はい、何回も口に出して、口で覚えましょ。何でそう言うか覚えずに、あれ?そういえばこっちの言い方の方が自然。だからこっちよ。と思えるまで。(自分に言い聞かせてます)
Posted by Amy at 2014年12月11日 16:46
■Hi Amy!
あら!同じ大陸からですね!ウィスラーで雨ですか、珍しい〜&ちょっと残念かしら。でもせめて、暖炉の前のワイン、山でのホリデーシーズンの雰囲気を堪能なさってくださいよ〜(^^)/

実はね、魚もね、船乗りは数えるんですよ。このあたり、単語によって数える/数えないというよりは、話し手にとって「数がどれほど重要か」によると考えて付き合っていった方が、慣れやすいです(^^)

ピアノを the piano というのは、コレ、またややこしい話ですけど、the には「種類としての」という意味があるんです。例えば、the lion とか言うと「種としてのライオン」という意味として使える。
例)サバンナの食物連鎖のトップは?答え)The lion. みたいな感じで使うんです。
こういう感じで話をしている時は「あのライオン」じゃなくって「あの種類」という意味で使われます。ドキュメンタリー番組で良く使う方法ですね、普段は響きがちょっと堅いんで、滅多に耳にしません。子どもが学校で習って来たときの会話くらいかしら。

あとね、ますます混乱させて申し訳ないんですが、アメリカンな皆さんには、I play piano という使い方も市民権を得てます。 the piano は the lion と同じく「種類としての一つ…ピアノという種類の楽器」ですんでね、もちろんよく使われますが、I play piano っていうと、テニスとかフットボールとかと同じ(I play football っていうのと同じ)感覚で、ピアノというものを捉えてしゃべっている、という話を聞きました。←言語学って底なし沼
Posted by うろこ at 2014年12月12日 09:29
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