2015年04月01日

英語の受動態は「敢えて使う」表現方法

Hi there,
みなさま、ご訪問ありがとうございます。
オンラインで楽しく英会話上達、略してオンタノの管理人うろこです。

今更ながら…日本語と英語は、別の言語です。
何言ってんだって感じですが、英語は授業の科目ダケではありません、ということをお伝えしたく(汗

もとい。

日本語と英語は、距離のある言語です。
「言語ファミリー」のルーツを見るとすっごく遠いのが良くわかります。

languagetree.JPG
(クリックすると別ウィンドウで、英語のトリビア・ mentalfloss.com というサイトへ)

各国の言語の関連を木で表現していますが、アジアンは圏外。
お互いに遠い。日本は西洋から、遠い、遠い、エキゾチックな存在なのです。
しかしまあ英語ってのはいろんな言語を巻き込んだり影響されまくったり、そりゃー歴史の鳴門海峡ですねっ

……と、いうような違う文化を持つ言語だ、ということを意識しておくと
英語との付き合い方も、返ってラクになるかもしれません。

使い慣れた日本語ダケで、住み慣れた日本の文化ダケで、
他国の言語を「教科」として研究したり試験を制覇しようとするのではなく、
自分が既に持っている知識を「利用」して、
多言語・多文化を知り、「付き合っていく」のに必要なもの、と理解してまいりましょう^^


 ■英語で、Passive Voice (受動態)を使う時

日本語は、敢えて意識することなく「受身表現」で話すことが多いですよね。
「お母さんに傘を持たされた」
「残業させられちゃった」
などなど

ああ、とっても自然な日本語の響きです。

でも英語の場合は、受動態は、「あえて Passive Voice(受動態)で表現したい理由があるとき」に使われます。

では、どんなときに使うのか、という授業を見つけたのでドウゾ。
英語の授業ですが、シンプルに説明してくれています。

ギョー英語?! と思われた方、大丈夫。
このまま英語で理解しろとは言いません、解説を動画の後につけておきます(^^)
英語で大丈夫な人は動画を見て頂いて、ワタクシとは次回のエントリでお会いしましょう♪


一緒に例文を見ていきましょう。
1. My wallet was stolen.
↑誰がお財布を盗んだのか、【誰も知らない】

2.I was born in 1980.
↑あなたを生んだのはあなたの母親なのは決まりきっているので【誰もが知っている】

3.This computer was manufactured in Japan.
↑このコンピュータを製造したのが【誰なのか、ということは重要ではない】
(どの会社か、ということは話題にのぼるかもしれないけれど、
どこの誰が、ということは多くの人にとっては関係ないこと)
日本がこのコンピューターを作った、と言うと、この後「日本」についての話題が続いていきそうですね。

4.This is the book which was stolen!
盗まれたのは「この本だ!」と、【subject の部分を強調したい】

このように、英語での受動態は、
「あえて Passive Voice(受動態)で表現したい理由があるとき」
もっと平らに表現すれば、
「何が」「どうした」の、「何が」にあたる部分が、
会話の中では、話者がそれほど重要ではないと思っている時に使われます。


【英語で受動態を使う時のまとめ】
1)誰がやったか【誰も知らない】(デビルマンの正体のような)←殴っていただいてケッコウです
2)誰がやったか【誰もが知っている】(月光仮面の評判のような)←古すぎて自分で気絶しそう
3)誰がやったか【誰なのか、ということは重要ではない】
4)誰がやったかではなく、【subject の部分を強調したい】

日本語は、「意識せず、受身表現で話す方法に慣れている」
↑こんなこと、特に意識したことないよ、というのが普段の感覚なのではないでしょうか
英語は、「受身表現をする理由があるときにわざわざ使う」

で、最初に戻りますが、この感覚の違いは、日本語と英語の文章の構造の違い:
日本語 ☞ 何がこうだから、あんなことを、だれがした、という形
英語 ☞ だれが何をした、どんなことを、なぜならば、という形

…といった違いにも通じる部分がありますね。

英語圏はなにしろ広い。
「いわゆるフツー」、「一般的には」というのは、
日本で暮らしていると「あるべき姿」はそれなりに想像できても(賛同するしないは別に)
地球儀持ちだして、オーストラリアだ、NZだ、アメリカンサモアだ、シンガポールだ、
インドだフィリピンだアメリカだ遥かカナダだ〜、しかも結構移動民族多し、となると、
あの人の「フツー」は隣の人の「ウギャッ!」になり得るわけです。

例えばアメリカンサモアツツイラ島で、
タコを料理したら「頭は集落長に持っていく」と信じている人と
いや、タコの頭に見える部分は実は消化器官だから腹だよな…と悩んでしまう自然オタクの私とは、
たとえ席を隣同士においても、まったく違う世界を見ているわけです。

ってのはまあ、ちょっと飛びすぎてますけど

日本人のはお寿司を常食としている、と思い信じきっている人に、
「二郎は鮨の夢を見る」(Jiro Dreams of Sushi として英語版有り) を見せて
ホホーッ! 寿司職人はプロ中のプロか!と納得してもらった後で
「じゃあ、アマチュアのスゥシィ食べよう」と手巻き寿司を牛乳で飲みくだす、とか、……。

私の座右の銘「善なる誤解を持って理解とする」にしがみついてないとヨロケまくる日々ではありますが

ゴホン。もとい。

日本語と英語は、言語ファミリー的にとっても遠い。

そんな言語と付き合うんですもん、とまどいは当然です。
驚きも落ち込みも喜びも、みんな冒険と思って楽しんでまいりましょう(^^)

今日も最後までおつきあいくださり、ありがとうございました!
追記:ツイッターは @misakouroco です。→ https://twitter.com/misakouroco ^^
posted by うろこ on 2015/04/01 | Comment(3) | TrackBack(0) | 喋るための英文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやはや、本当に英語と日本語は遠い存在ですよね〜。前にもお話したかもしれませんが、たしかCIA内の言語カテゴリーというものがあって、1〜5で、5が難易度が高かったと思うのですが、日本語、中国語、アラビア語はその一番難しいカテゴリーにはいっていました。そのカテゴリーに従って教育訓練期間だとかお給料も参考にするのだったような。。。(うろ覚えですが・・・)

ある程度まできたら、ネイティブが言っている表現をそのまま盗んでまねするのが早道だったりしますね。。。
Posted by kraasch at 2015年04月04日 10:05
受動態ってあえて表現したいときに使うものなんですね〜日本語ってなんとなくいつも受動態っぽいからそんなものかと思っていたけど。

あ、文章の構造の違いってすごく感じます。英語って先に結論を言って、後から理由や状況説明ですけど、日本語は状況説明から入っちゃいますもんね。それに気付いてからは、外国人と話すときは結論から先に言うように気をつけています。そうしないとどうも相手が理解してないように感じるし、自分自身も冗長になってる気がするんですよね〜まあ私の英語力のせいもあるとは思いますが。^^;

動画分かりやすくて良かったです。今はこんな教育的動画もたくさんあるんですね。

Posted by マーズ at 2015年04月05日 07:01
■kazraasch さ〜ん♪
ご無沙汰してますっ! いいなぁ、イ〜ダマァメィ(こっちは冷凍・中国産ばかりで涙)&結婚記念日おめでとうございまーす♪
おおお、アラビア語と同じレベルですか!そりゃ日本語は難しい。
そうですね、コミュニケーションを取るためには「その地域で」良く使われている表現を知らねばなりませんので、マネは王道ですね♪
ちなみに私は最近フクロウのものまねが上手です(意味不明)

■マーズさ〜ん♪
大変ご無沙汰しておりまーっす!!
桜のお写真楽しませていただきました^^
山奥だと、桜ってないんですよね。
日本だと、その昔、気の利いたお坊さんが寺の周りに植えた、なんて感じで美しい場所も多いですが…(悲しき林業の森)
文章の構造、ほんっとに違いますね!
日本語は遠くから核心に向かっていく感じですけど、英語は渦が逆…住所も、人の名前からかいな!って感じですもんね。
TOEIC お疲れ様でした!
Posted by うろこ at 2015年04月05日 10:06
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