2016年03月07日

関係代名詞?関係副詞?皆さまからのご質問へお返事

Hi there,
みなさま、ご訪問ありがとうございます。
オンラインで楽しく英会話上達、略してオンタノの管理人うろこです。

今日は、皆さまからのご質問へのお返事です。

例)
This is the hotel which I visited 10 years ago.
This is the hotel where I stayed 10 years ago.

こういう例文で、which と where の使い分けを理解したい、
……というご質問に、ブログでお答え差し上げたいと思います。

Thanks Amy, Koichi san, Michiyo san, K san, and W san!

 ■日常での使用について

文法の説明の前に、英語圏での日常生活で例文が使われた時の響き、
…を、説明しておきたいと思います。

まず、この表現の仕方は、普段の気楽なおしゃべり
(良く知っている仲間とワハハとおしゃべりしている感じ)では、
出番はめったにありません。

どちらも固い響き、もしくは、何か含みを持った響きがあるので、
書き言葉で目にすることのほうが圧倒的に多いでしょう。

気さくなおしゃべりで自然に表現するのであれば、
I visited the hotel 10 years ago.
I stayed in the hotel 10 years ago.
で、十分要件が伝わります。

おしゃべり言葉では、短いフレーズ(=相手にも発言してもらいやすい話し方)が好まれますので、
the hotel の部分も、
状況によってはまわりくどくなるので、
there などでサラリと言うことも多いでしょうか。

でも、敢えて、このフレーズが話し言葉で使われるような状況を考えると…
たとえば、写真を一枚一枚見せて説明しながら…
1)ここなのよね、10年前に訪れた、または滞在したのは…(感慨
2)探していたホテルの写真がやっと見つかった!みたいな含みを持たせて

もしくは、旅先で思い出の場所に訪れて、
1)遠い目(←オプション)物思いにふけって、一人語り風に
2)ここよ、ここがそうなのよ、10年前に訪れたのは、泊まった場所は、と強調したい感じ

こんな状況で、説明口調が自然な場合には使われることもあると思います。
でも、ダーッと流れを楽しむ普段の気さくな会話では、滅多に耳にしません。

私のように、普段から気楽な人間がオシャベリでこういう表現を使うと、
多分、「どうしたミサコ(何かあったのかい?)」という反応が返ってきそうです(汗


 ■元をたどっていくと…

では、文法の説明に入っていきます。
前置きが長くなりましたんで、例文をもう一度。

例)
This is the hotel which I visited 10 years ago.
This is the hotel where I stayed 10 years ago.


基本1)
皆さまご存知のとおり、どちらの文章も、もともとは2つの文章。

This is the hotel. + I visited the hotel 10 years ago.
→ This is the hotel [which] I visited 10 years ago.

This is the hotel. + I stayed in the hotel 10 years ago.
→ This is the hotel [where] I stayed 10 years ago.

なんのことはない、2つの文章をあわせて
同じ単語を二度使いするのを避けて which か where にしてくっつけている、というお話ですね。

実は、↑の説明「which か where」には、省略された単語があります。
そこがコトをヤヤコシクしているわけですね。

なに、面倒なことはありません。
ちょっと思い出してみましょう。章をわけて続けていきます。

基本2)
今、
「同じ単語が使われる部分を whichwhere にしてくっつけている」
と説明いたしました。

でもこれを省略せずに言いなおすと、
「同じ単語が使われる部分を whichwhere (= 前置詞 + which) にしてくっつけている」です。

あ、そっか、と思われた皆さま、その通り!

文章をくっつけている役割をしている where は、
もともとは 「場所を表す前置詞 (in/at) + which」と同じなんでしたね。

そういえば、どこかで習ったような、と思われた皆さま、そうです、ソレです。
RA2.jpg
ただし、「前置詞 + which」 はフォーマルな使い方なので、
普段の生活会話では滅多にお目にかからず、where の出番の方が多いのでした。

ポイントは、
where はデビルマンみたいに一人で変身できるんではなく、
ウルトラマンのように変身グッズが必要なわけです(違


……話を戻します。(すんませんすんません


2つの文章をくっつける where は、
前置詞(at/in) + which と同じ意味、くっついて変身したお姿。

例)
This is the hotel [where] I stayed 10 years ago. は、
This is the hotel [in which] I stayed 10 years ago. なんでした。

なので、"visit" みたいに、
動詞としての性格として前置詞なしで場所が続く単語
("I visited the park" と表現する単語)は、

変身ツールの前置詞がないので、where にならず、
which のまま、接着剤の役割を担っている、というわけですね。

もうちょっと見てみましょう。
I visited American Samoa.(変身ツールなし)
I visited a castle.(変身ツールなし)
visit + 場所がビッチリくっついているので、
文章をつなげる必要があっても、
which が where に変身するための必須グッズ、前置詞はありませんので
そのまま、which が活躍します。

一方、stay は
I stayed [in] American Samoa.
I stayed [at] a castle.
場所を説明する時に前置詞が入る方が自然な言い回しユエ、
in which = where
at which = where
in which とか言うと、響きがすごくフォーマルになるので
where を使うのが一般的ですよ、ということでした。

なぁんだ、怖くない。
グッズなしで変身できるのか、変身グッズが必要か、
単独で使える接着剤か、1液と2液が必要な接着剤か、という感じなんでした。
(ああっ。どんどんズレる)

場所を説明する動詞に前置詞がいるかどうか、という部分については、
英語にたっぷり触れて自然な言い回しに慣れていくと
「なんか足りない」「なんか余分」という感覚が育っていきます。

しかし、動詞を日英対訳でパパっと覚えて「ハイ次!」というつきあい方だと育っていきません。
動詞に続く言い回し、どんな表現がされているか、
それをテレビやドラマ、日常生活、英語圏の方が書いたブログなどで、
「ほほぅ、こういう使い方なのね」と意識していきましょう。

手間がかかるようですが、
実はその後がうんとラクチンになっていきます。
たっぷり英語に触れること、それが基礎力になっていきます^^

関係代名詞、関係副詞、というカテゴリの説明は、
英語圏での生活では滅っっっっ多に出てきませんのでね。
(英語講師でもない限り)

多分、英語ネイティブスピーカーに、こういう質問をしても
「だって、そう言うもん」で話が済むか、
「論文でも書くのかい?」と質問されることもありましょう。


Thanks again, Amy, Koichi san, Michiyo san, K san, and W san!

他の言い回しもおさらいをされたい方はコチラを。
英語ですがサラリとまとまっているのでわかりやすいはず。
RA.JPG
(クリックすると別ウィンドウで開きます)

今日も最後までおつきあいくださり、ありがとうございました!

確認・参照:TEFL Grammar, The Grammaring Guide to English Grammar by Peter Simon, and English Practice Online: http://www.englishpractice.com/grammar/relative-adverbs/
posted by うろこ on 2016/03/07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 喋るための英文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Hi Misako,

Thank YOU, Misako!
すんなり読めました(理解したの意味)
いつの日か、ワタクシめが、詩人あるいは小説家になった際には、この言い回し、多用したいと…あ、いや違うけど。(^^;; しかと受け止めました。
英会話カフェの先生に、いつの時代?的顔をされましたが、ふむふむ納得の助。
口語では出番なしでも、TOEICでは頻繁出題らしい…。
うんうん、ありがとうございました(._.)

Amy
Posted by Amy at 2016年03月09日 16:58
■Poet Amy... or Novelist Amy,
Thank YOU for your Awesome question!

なるほど、TOEIC で頻出なのですね!
どうりで、ご質問が多いと思いましたぞ。
おしゃべりでは使わないけれど、
論文などのフォーマルライティングには必要かもしれませんね。

詩や小説、もしくは新発見の論文などで活躍される Amy を楽しみにしておりますじょー♪♪

xoxo,
Misako

Posted by うろこ at 2016年03月10日 14:14
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