2013年12月20日

海外での気楽な会話を楽しむコツ・フレーズと、留学時のお悩みと

いよいよ、クリスマスが近づいています。
先日、米国北西部オリンピック半島の港街、
ポートタウンズエンドで行われた、クリスマスツリーの点灯式に出かけてきました。

小さな街ですので、ニューヨークのように豪華なものではありませんが、
広場に設置されたツリーのライトが点灯され、
サンタに扮した町長さんがハシゴ車で(!)空から登場すると、
幼い子供たちが「サンター!」「サンター!」と、大歓声。

氷点下の夕暮れ時でしたが、
「サンター!」とうれしそうに叫ぶ子供たちを見守る親御さんの表情も含め、
心温まる瞬間でした(^^)

この時期は、郊外の家ではクリスマスのライトアップに超真剣になる方も多く、
他人事ながらデコレーション代と電気代の心配をしてしまうほどですが
今年の極めつけはコレ
DittoChristmasLight.JPG
凝りに凝ったお隣に矢印を向けて、"← Ditto" (← に同じ)の飾りだけ。上手いッ。
景気が悪くて予算がなかろうが、ユーモアのセンスが勝利するの図、という感じですよ(^^)

こんな風に「ザ・クリスマス一色」なアメリカですが、
留学を実行にうつされた皆さまは、
今頃、どの街角でこの記事を読まれていることでしょうか。(^^)/

世界中の語学学校候補の中から、
冒険先を選んだ皆様もいらっしゃるかもしれませんね。

これから冒険を考えておられる皆さまは、まずは安心できるサイトでの情報収集から。
KaplanCapture.JPG
留学を考えておられる方は、
こちらの記事もご参考にどうぞ。→留学先を決めるポイント・情報収集&自分の「価値観」の軸を知る

では、今回は留学を実行に移された皆様へ「英語圏での気軽な会話」と、
「行き詰ったな、と感じたら」の二つについて、お話をさせていただきます。


 ■日々の生活の潤滑油・雑談を味方につけよう

■自己紹介の出番の多さ
留学をすると、「自己紹介をする場面」の多さに、驚くこともありましょう。

留学先の学校では、
クラス編成の度、新しい生徒や先生が来る度、友人が出来る度、催しものやパーティがある度…
ホームスティ先でも、
まずは家族に自己紹介。これも一度では終わらず、
ホストファミリー宅にお客さんがやってきた、友人や家族宅に連れて行ってくれた、
そのお宅がパーティを開いた、などなど
初対面の人と会う機会がたくさん。そして、何度も何度も、自己紹介をする必要が出てきます。

はたまた、ホリデーの時期に旅をするなら、
バックパッカーの宿に泊まる、現地発着のツアーに参加する…
などなど、「自分が何者か」を伝える場所は多いものです。
自己紹介をしながら、おお、私ってこういう人間か!などと発見することもあり。

自己紹介は最初は苦労するもの。
このあたりを参考に、練習しておくと
出会いの楽しさに集中しやすくなりますよ。

英語で自己紹介をしよう!

英語で自分のことを話そう!仕事とキャリアについて


 ■行きずりの人との一瞬会話で、会話の反射神経を鍛えよう 

前回、『留学先を決めるポイント・情報収集&自分の「価値観」の軸を知る』で、「それがどーした」系の会話は気楽に…という記事をご紹介しました。

私も英語圏の旅をしはじめたころは、
街中で、スーパーで、各種窓口で、
見知らぬ人の会話好きなことに驚いたものです。

なんと答えて良いかわからず、「アッ」「ウッ」と詰まっているうちに、
自分の会話のチャンスは流れ去り…という悔しい思いもたくさんしました。

でも、このジタバタこそが、異国で生活している醍醐味とも言えるのです。
赤の他人相手の気軽な会話ですから、
カンタンな一言で十分なのだ、と
力を抜いて、楽しんでいきましょう。

そうは言っても…ハイ、ごもっとも。
そこで、気軽な会話を楽しむためのチョっとしたコツ・便利なフレーズをご紹介していきますね。

■レジや銀行、郵便局などの窓口で定番の挨拶
レジや各種窓口でお世話をしてくれる人には、
自分のお会計の番が来たら、気軽な〜感じで、
まずコチラから挨拶をしちゃいましょう。

よく耳にする、一般的な挨拶例:
"Hi, how you doing?"
"Hi, how’s it going?"
どちらも、ニコッと笑顔を忘れずに。

*How you doing? は、How are you doing? の are を省いた、
カジュアルな響きの挨拶。お会計などの気楽な場面では、実によく耳にします。

向こうから先に挨拶をされたら…
挨拶に対するお返事例:
"Not bad. What about you?"
"Pretty good. You?"
"Great. Thanks."
"I’m Okay, and you?""

これも、気軽〜な、定番になっている答え方です。
自分の状況を正確に細かく伝える必用はありません。
(寂しいかな、相手はそこまで期待していません)

この返事は、挨拶してくれた相手への単なる礼儀です。
自分が言いやすいフレーズを、サラっと言えるようにしておきましょう。
挨拶をしあえると、その後のやりとりも気分が良いですよ(お互いに)♪

ところで私は元々、
説明はできないけれど「ナンだがご機嫌」の日が多いので、
"I'm fantastic!" も、よく使います。
(何か良いことあったの?とか聞かれることも多いですが、
 特に理由はないけどね "For no particular reason."、とニコッ。)

「あはは、変な人」と思われても、
所詮、相手は他人です。
自分側の礼儀をつくしたなら、反応は受け取り側に任せる(自分の責任ではない)、
という感じで、気楽にまいりましょう!


■世間話
挨拶の後は、定番のお天気系の話が多いですが、
これも呼吸のごとく、サラリと。

無難な天気の話題例:
It’s a beautiful day! お天気良いね!
Ah, the sun is out! 太陽が出てる!
It’s chilly/hot outside. (外が寒い/暑い)
It’s really coming down. (土砂降りだね)

どれもこれも、「ソレがどーした」系の会話ですよね。
でも、行きずりの人との一瞬のやりとりは、
話しかけることも、返事をすることも、
「あなたを拒否しているわけではありませんよ」の意思表示の一環です。

このため、相手もムチャクチャ気楽に、
どーでも良いことを語りかけてくることが非常に多い。というわけです。

ゆえに、お返事に困ることもありましょう。
そんなときに便利なのが…

便利な返事例:
相手が言ったことに対して「そうですね」系のお返事。
"It is!" "It does!"
"Isn’t it?!" "Doesn't it?"
(これは口語の得意技・It is, isn't it? It does, doesn't it? のハショリで、
 こういう会話でサラッと使うと、響きも「だよねー、でしょー、」系の気軽な感じです)←12/21追記・マーズさん、貴重なご質問ありがとうございました♪
"I know!" (これは、まったくもって、そうよね!系で使えます)
などが、出番も多くカドを立てない表現。
いろんな場面で使えます。


■悩ましいお返事問題
Do you mind…? や、
Don’t you want this? などは、
学校で教わったままの和訳知識だけだと、
とっさに返事をせねばならない実践では、苦労を強いられます。

そこで、こんな風に整理してみましょう。
Do you mind の質問の芯は「私が〜したら、あなたは気にしますか?」です。
→気にしないよ、どうぞ、と返事をしたいなら、No problem. が便利。

Don’t you 〜? と否定疑問文で聞かれたら、
まずは yes/no の返事はさておき、
→自分の意見ダケ、自分がどうしたいかを相手に伝えるダケ、
…を要に練習していきましょう。

この二つは日常でよく使われ、英語ならではの考え方もあるため、
お悩み相談もたくさんいただくフレーズです。
別記事で詳しく解説していますので、お時間があればどうぞ。
 ・文法知識にエチケットをプラスし納得・ Do you mind 〜? の質問への答え方

 ・お喋りのための英文法「否定疑問文やタグクエスチョンの答え方」に、別アプローチ


 ■留学をし始めた時に迷い勝ちなこと

私はこれまでもアチコチで告白していますが、
最初に海外に出たときは、「まったく英語がワカランチン」でした。
いや、「英語がワカラン」という事実も、よく把握していませんで、
「ザ・無謀」、若気の至り、そのもの。

さらに、生まれ育った母国とはずいぶん違う生活慣習、考え方などが、
その土地では「当たり前のこと」として横たわっている、……という事実さえ、
実感なく母国を出発してしまいました。
なので、日々に驚きがいっぱい。

例えば…
お会計でカードで払おうとすると、
「デベッ? クゥエディッ?」と聞かれるのは、
銀行口座からそのまま落とす debit 方式(これがデベッと聞こえる)か、
クレジットカードで払うか、(これがクゥエディッと聞こえる)という質問で、
それはアメリカの小売店で働くレジ係りにとっては当たり前の質問なのだ、とか、

小切手は今もごくごく普通に、日常生活で使われているとか、
IOU というマークは I Owe You 「ツケ」だとか(田舎に限りますが)……

5ドル1セントのお会計の場で、10ドル札と1セントを渡したら、
レジのお姉さんは、まず、1セントをスゥっと返してくれて、
それから疑うことなく確かな動作で、4ドル99セントをお釣でくれたとか、

まあ、細かいことをあげるとキリがないほど、
「え?」「何?」「ひええぇえ?」となることが多く
日々がスムーズに進んでいきません。

母国ではごく当然のコトとして流していた日常生活なのに、
留学を選んだ人には、「自ら選んだ道の結果として」
言葉の壁以外に、慣習がわからん、作法もわからん、
みんなには当たり前のことが自分にとってはナゾだらけ…という世界が待っているものです。

慣れてなければ、戸惑うのは当たり前。
なんつったって、新しい体験をするために、異国に来ているんですもの。
知らないこと自体は、ちっとも悪いことではありません。
これから知っていくんだもーん、それだけのお話です。

それでも、戸惑う日々が長く続くと、
自信喪失の危険と背中合わせになるのが冷たい現実です。

この自信喪失モードというのは曲者で、
気持を「嫌なこと・ダメなこと」方向に向けて暴走させることもあるのです。

こうなると、学校が悪い・先生が悪い・ホストファミリーが悪い・選んだ国が悪い
いや、一番悪いのは、やっぱり自分だ。
そもそも無理だったのかな、無謀すぎたのかな… と、
次々浮かんでくる否定的な考えに、翻弄されてしまう日々に……。

これは本当につらい時期でもあります。
悔しい情けない、切ない、いろんな感情がグルグルして、
出口が見えないような息苦しさを感じることもありましょう。

ここが、でも、がんばりどころでもあります。

「自分でやろうと決めたことを、やってみた」というのは、
それだけでも、十分にすごいこと。

自分が思うように行ったとか行かないとか、
ましてや他人様に与える影響の大小とかは全く抜きにして、
とにかく「すごい」ことなんです。

なにしろ、考えているだけならば、
どんな壮大なことであろうと、語り放題、好き放題ですが
生身の体をひっさげて実行に移すのは、実に大変なことなのです。

苦しい選択を強いられたこともありましょう。
ダイスキなこととも、しばしのお別れも必用だったかもしれません。
迷惑をかけてしまった人、心配をしてくれている人のことを思えば、
思わず肩身の狭い思いをすることもありましょう。

でも、飲み込んだ涙も、座り込んだ床の冷たさも、
かかえたヒザの頼りなさも、見上げた空の遠さも、
これらの体験は(たとえ、自分としては失敗にしか思えない日々だとしても)
日々を重ねていくうちに、「大切な宝物」に育っていくものです。

この宝物とは、すぐに何かの役に立つ「便利な道具」ではなく、
一生、心の中で大事にしていけるもの。
迷った時に、苦しいときに、元気をとりもどすきっかけになってくれる「力」、
あなたの「強さ」です。
つらい時は、この「力」が育っている時期、と考えてみてください。

なにやってんだ自分、と悲しくなるときこそ、
「やろうと思ってやってみた」という自分の勇気と努力と行動力を、
しっかり省みて、ギュッと抱きしめて、意識して認めてあげるのは大切なことなのです。

heart1.jpg

自分に厳しくなりがちな私たちは、
これが、「親友が相談してきたことだったらどう返事をするだろう」
と、考えてみるのも一つの対策です。

そうすると、自分を責めたい気持ちから一歩引いて、
現実を認め、さて、そこからどうするか。
これからどうするのが、一番良いのか。
こういう視点で考えやすくなりますからね。

がんばろうと思う気持ちは折れやすいもの。
苦しいのは、上を向いて努力をしておられる証拠です。
前へ進もうと思わなければ、そもそも壁は立ちはだかってはきませんし
上り坂でなければ、息が上がることもないのですから……(^^)

参考:元気がでそうなお話はこちら
80歳の留学生のお話
「私の旅はここで終わりではありません、学校が終わったら世界各国を旅しながら英語を話したい」と話す Samuel さんは、
生活の拠点ブラジルから遠く離れたイギリスで学習中とのこと。ブラボー!

私も一生、新たなことにチャレンジし続けられるよう、頑張ろうっと☆

今回も、最後までおつきあいくださいましてありがとうございました!
posted by うろこ on 2013/12/20 | Comment(11) | TrackBack(0) | 留学関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月06日

留学先を決めるポイント・情報収集&自分の「価値観」の軸を知る

Hi there,
みなさま、ご訪問ありがとうございます。
オンラインで楽しく英会話上達、略してオンタノの管理人うろこです。

突如(いつも突如なんですが)生まれて初めての中国用事旅に出かけてきました。
すごかったッス。いろんな意味で……
高速道路で、3車線なのに5台並んで走っていたり、
出口が1車線なのにズドドと3台並んで突進していったり、
ひぃいぇええぇえぇい!サモアとは違うビビリバビリブーでした…(汗)

ああ、異国!!
ふるさとを飛び出し、異国に飛び込む決意をしようと思われた皆さまへ
少しでもお役に立てば、と思って記事を書きました。
長いです。長いのです。ほんっと、私の記事は長いのです(^^;

一番下にまとめを作りましたので、
お急ぎの方はそこからどうぞ!

 ■留学先を決めるポイント

1)効率的な情報収集と、自分の価値観の認識と

「留学をしよう」「海外に出て学ぼう」
そう決めた皆様において、
次なる大きな決断は、行き先の決定ですね!

どの国に行こうか、どの街に行こうか、そして、
どの学校のお世話になろうか……
そんなことを考え始めると、急に現実感をおびてきて
「未知なること」が「心配事の大波」に変わって襲い掛かってくるよう。
やるぞ! の気持ちが一転、不安な気持ちを味わってしまうのも、無理はありません。

不安になる大きな原因は、
ほんの一昔前は情報不足によるもの…でしたが、
今は情報が多すぎるから、という現実がありますね。

なにしろ、インターネットで調べられる情報量は、膨大です。
国や街の情報を、それぞれ調べて、
さらに比べていくのは「留学?それどころか!」となるほどの作業量…。

そこで、ウンザリしてしまったら、
まずは、世界各国に展開している語学学校などのサイトを活用してみましょう。

それぞれの学校がある国、街の情報が
留学を目指す人向けにコンパクトにまとまっていて、比較検討にはぴったり。
土地のことを詳しく調べるのは、
ある程度でも絞込みをしてからの方が効率的です。

まずは、世界中に語学学校をもつカプランさんをチェックしてみましょう。
KaplanCapture.JPG
(クリックすると別ウィンドウで開きます)

世界地図で語学学校候補も見られます
ああっ! 世界地図を見ると興奮してしまうのですよ私は!!

それぞれの学校の場所をクリックしてみると、
いろんなコースが目に飛び込んでくると思います。
また、留学を「より楽しむには」の部分には、
その町ならではのお楽しみも掲載されています。
そこで目を引いたものだけ、
Google などを使って、興味のあるアクティビティについて調べてみるのもよいでしょう。

また、Youtube での動画もあるので、大まかな特徴が垣間見られますね。
みんな、楽しそう。なんかもう、はじけちゃいそうな笑顔(^^)

あ、ここではこんなことができるのか、
へえ、こんな感じで生活をしているのか…
これ、面白そうだな!
これはチョット、私がやりたいと思っていることとは違うかな…

などなど、いろいろな感想や思いが浮かんでくると思います。
これ、実は、「自分の価値観」を改めて認識していくチャンスでもあります。

●自分の価値観の軸を意識してみよう
サイトの情報ページをみながら、まず、
あ、これいいな。
または、
これはチョット避けたいな。

…という事柄と感覚を、
どんどんリストにしていきましょう。

この時点では、一人ブレーンストーミングをしていると思って、
「どんどんリストアップしていくこと」に集中してみてください。
(リストアップとリスト整理を一度にやるのは、
 脳には負担が大きくて中途半端になりがちですので、一ステップずつがお薦め)

そして、書きあがったリストを眺めてみます。
そのリストをじっくり見ていくと、
「ああ、私ってこういうことが好きなのね」
「こういうことは、好きではないんだな…」
という「傾向」が見えてくると思います。

この傾向を元に、自分が大切にしたいこと、
達成したいことはどんなことだろう…と意識しながら、
リストをもう一度、注意深く見つめてみます。
ここで、追加の書き込みや削除・編集をしたくなることもあるでしょう。
その思いにしたがってリストをいじってみます。

すると、
「これダケはゆずれないけど、他のことは妥協可能」
「これサエできれば、後のことは、まあいっか」
こんなバランス感覚が、
ご自身の中にあることに気づくはずです。
どこで線引きをするか決められるのは自分だけ、という自分の価値観。

これが、未知なることとドカスカ出会う留学先では特に、
頼れる力・ものの考え方になっていきます。

留学生活はどうしても、日常を送りながら、勉強をしながら、という
忙しさの上に「ギャーなんだこれは!」と、
慣れない事柄と対決せねばなりません。

すべてが楽しいバケーショ〜ン! とは少し違う、
現実問題をつきつけられる場面は、どうしても出てきます。

そのときに、
「大事なことを達成できるなら、
後のことは(面白くないにせよ)まあ、いっか」
と、自分なりに思えるポイント・軸を持っていると、
留学先を選択するときの基準にもなりますし、
留学後に押し寄せてくるような、
いろ〜んな現実に対処しやすくなるんですね。
(この辺りのお話はまた、私のドタバタ経験を踏まえてたっぷりと)

留学生活というのは、大なり小なり、決断の連続ですので、
自分軸を持っていれば、海外生活も随分楽になるはずです。
ぜひ、この一手間を楽しみながら、実行してみてください。

自分の価値観を知ってみるのは、大いなる財産。
他人から「あの人の留学は成功」と言われる姿と、
自分が留学で充実感をビリビリ味わっている姿とは、
まったく違っても当たり前、と考えられると、
いろんな意味でラクになりやすいですよ。

2)参考意見はありががたく頂戴しても、最終判断は自分で

「海外へ出てみよう!!」という選択は
国はおろか、部屋を出出なくてもできることがいかに増えよううと、
世界がどれほど狭く感じられよようとも、
個人の、そして、その人の好みやタイミングにゆだねられるもの。

人それぞれ、状況それぞれ、また、タイミングもそれぞれです。
いろんなことを、いろんな方々が、暖かい気持ちから言ってくると思います。
中には、反対意見もありましょう。
その意見が現実的なものかどうかは、自分で決めるしかありません。

自分の計画は、人様にも良いね!と言って欲しい。
揺れる心を抱えているときは、誰かに背中を押して欲しい。
これはすごく自然な感情です。

だけどそれでも、
留学を決めたら、周りの人(とくに反対をする)を説得するのに、
疲れ果てないよようにしてくださいね。

判断基準は人それぞれ、タイミング次第で変わるものです。
もちろん、自分が見えていない部分を教えていただけるのは、
言うまでもなく大変ありがたいものですが、
あくまでも参考意見とする、自分で確かめる、
最後は自分の決断として納得していく…という態度を大切にしましょう。


 ■上手くいく留学時の生活

さあ、いよいよ留学。
留学先の生活をより楽しめるように、
出発前には留学に便利な持ち物チェックリストなども
利用してみましょう。

留学先で充実しておられる方を拝見しているうちに気づいたことを、
ここで記載させていただきますね。

1)挨拶、笑顔。挨拶、笑顔。
二回続けて書いてしまいましたが、
なんとまあ、この基本的なことが、
どれほど威力を発揮することか! という事実を強調してみました。

明るく笑顔で挨拶!
これだけで、挨拶を受けた相手の気持ちがフっと和らぐものです。

会話相手、一緒にいる相手の態度・行動・雰囲気などに、
脳みそは「つられる」(アクビがうつるように)ことが、
いろいろな研究で報告されています。

ですから、相手がつい、「エへへ」とつられるような、
明るい雰囲気を提供する側に回ってしまいましょう。

また、脳みそには「つられる」性質があるとしても、
こちらが笑顔で挨拶しているのに、ムッとしている人は
その人が、自分の中で大変な状況と闘っている場合もあります。
こればかりは仕方ありません。
自分側で、でき得る最善の行動をしたら、
後は、相手の反応は相手次第、と割り切って、ご機嫌でいきましょう。


2)決定権は自分にあることを意識した生活
クラスのレベル、生活の基盤となる宿泊先(ホームスティならホストファミリーとの相性など)
改善が必用と思われるものは、どんどん学校側に相談しましょう。

英語圏では日本で生活しているよりも
「言わなきゃワカラン」の度合いがググーンと高まります。
残念ながら「言ってもワカラン」ということも山ほどありますが、
「とにかく言わなきゃ始まらん」のです。

また、その際には、
あなたは(ダレソレは)こうするべきだ、
と話を始めると、意図せぬ方向に会話が進んで険悪な雰囲気になることもあります。
あくまでも、改善したいという目標の達成を目指し「私はこうしたい」、と伝えるようにしましょう。

自分がやりたいことを伝えるのは、至極当然のことですが
相手に伝わってナンボです。
相手の行動について文句から入ると、相手も身構えてしまいますからね。

自分の意見を、相手にしっかり伝える能力。
より良い方向へ、物事を進めていく力。
これは後々の人生でも大いなる味方になりますので
ぜひ、頑張って交渉してみてください。

状況改善にあたっては、
いろいろな選択肢が出てくると思いますが
そこは、留学先を決めるときに認識した、
ご自分の価値観と照らし合わせて考えていくことをお薦めします。


3)図書館をたっぷり利用しよう
まず、どこの街にもある図書館。
これは留学生の大いなる味方です。
ぜひ、貸し出しカードなどを作ってたっぷり利用してみてください。
(学校のスタッフなどが、手続き方法を教えてくれるはずです。)

公共の図書館は、なにしろブラボーな存在なのです。
その土地の旬の話題を肌で感じられる雑誌や新聞は、
何冊・何誌も買えば、かなりの出費になりますが
図書館なら閲覧が自由。
それに、ベストセラーや、語学の参考書、
オーディオ付きの語学書なども、
貸し出してくれるところが多いですよ。
場所によっては DVD なども貸し出してくれるところもあります。

また、図書館の掲示板は今でも貴重な情報交換の場所です。
ローカルのイベント告知、ボランティア募集など、
「現地ならでは」の体験が出来る情報が載っていることが多いので、
ぜひ、掲示板をチェックしてみてくださいね。


4)オンラインを利用して、ローカルのイベントに参加
http://www.meetup.com/
は、共通の趣味や興味を持った人たちが、
グループで楽しむイベントを開催するサービスを提供しているサイトです。
ぜひ、留学している地域で meetup.com をチェックしてみてください。
ジョギング、クッキング、ハイキング、
食べ歩き、映画鑑賞会、写真好きな人たちの集まり…
などなど、様々な催しが見つかるはず。
地元の人と気楽に出会える仕組みになっています。
(私もハイキングに行く時は、meetup.com で同行者を探したりしています)

開催される会ごとの実費で参加できるものがほとんどですが、
別途に会費がかかるものもあるので、グループに参加するときには説明をよく読んでくださいね。


5)「それがどーした」系の会話は気楽に
英語圏の人たちは、見知らぬ人同士でも実に気軽に話しかけてきます。
レジで会計をするときに "How you doin'?" "Have a nice one!" などを始め、
レジで並んでいる間に「そのクツ、良いね」
通りすがりに「すごい雨だね」
商品を見ていると「それ、タレントが使っているって有名なヤツだよね」
などなど
日本での生活に慣れた人にしてみれば
「それがどーした」という類の話をどんどんしてきます。

こういう世間話はスモールトークと呼ばれ、
こちらも「それがどーした」系の返事を
軽〜く返して、後は忘れる…という感じでこなしていきます。
(気軽に使えるフレーズなどは、次回ご紹介しますね!)

もちろん、初めのうちは、言葉にも苦労し、
慣習もわからなく、地理にも慣れていない、という
「戸惑い三昧」の洗礼を受けますので、
どうしても人と目を合わせるのが怖い、という思いになることもありましょう。

でも、世界全国共通なものは、
この項目の一番目に書いたとおり、挨拶と笑顔です。

「あなたの言うことはわわからないけれど、
私はコミュニケーションをとりたいと思っています!」の、
意思表示の意味でも
明るく挨拶をすることと、笑顔は忘れないようにしましょう。

もし、異国でがんばるあなたの奮闘をあざ笑うような御仁と出会ってしまったら、
そんな人はこちらからお付き合いお断り。という態度も大切ですからね!

さて。どんなに留学生活を充実させようと努力しても工夫をしても、
時々、ポコンと意地悪な穴につっかかって転ぶように
気持ちが落ち込むことはありえます。

頑張る気持ちは折れやすいので、
これもまた、当然のことなのです。
自分の心が萎えてしまったかな、と思ったら…
このことについては、
次回、バッチリをお話をさせていただきたいと思います。

 ■留学先を決めるポイント・上手くいく留学時の生活のまとめ

ここまで読んでくださった皆様、ハグ(TT) ←ひっぺがしてくださってけっこうです…
相変わらず長くなりました。まとめます!

■留学先を決めるポイント
ワクワクしながら、情報収集。
自分の価値観を見つける作業でもあります。

1)情報収集をしながら、自分の価値観の軸になっているものを探していく
効率的な情報収集をするには、
カプラン語学学校など、世界に学校を持つ語学学校のサイトなどをチェックしてみましょう。
各地域、学校の情報を見ながら、
自分の価値観を探っていく作業をお薦めします。
そして「どうしても譲れないもの、妥協できるもの」、
ご自身の判断の軸になるものを見つけていきましょう。

2)最後は自分で決める、が留学の醍醐味
人様の意見は大変貴重なものですが、
どれほど参考になったとしても、
最終判断は自分の責任、と納得しましょう。


■上手くいく留学時の生活
準備は留学に便利な持ち物チェックリストなども利用しましょう。

1)挨拶、笑顔。挨拶、笑顔。
この基本的な行動の効果は大きいのです。
その場の雰囲気も和やかになりますので、
ぜひ、自分からの挨拶と笑顔を、タップリと世の中に送ってください。

2)決定権は自分にあることを意識した生活
自分の意見は、しっかり伝えましょう。
発言がなければ何も始まらないのが、異国での生活です。

ただし、あなたは(だれそれは)こうするべきだ、
と言うと、結果へ遠回りすることになることも多いので、
私はこうしたい、と伝える方が効果的です。

3)図書館をたっぷり利用しよう
雑誌、新聞などでローカルの情報をキャッチしたり、
語学の参考書やオーディオブックも借りられたりする、素晴らしい場所です。
また、掲示板も忘れずにチェック。
楽しいことが掲載されていることも多いですよ。

4)ローカルのイベントに参加にしよう
図書館の掲示板や、
オンラインの meetup.com を利用して、
趣味を同じくする地元の人々のグループに仲間入りしてみましょう!

5)「それがどーした」系の会話は気楽に
日本にいるときとは、会話の気楽さ(いい加減さ)が違います。
とにかく、気軽に。
上手く返事できなかった、変なこと言っちゃった、は、
明日の会話上手へのコヤシとわりきってくださいね。
がんばるアナタをあざ笑うような人は、情け無い御仁だと割り切って、
無視するに限ります。

それでも、やる気がポキンと折れた、そんなときには…
がんばる人ほど、壁にぶつかりやすいもの。
つらいのは、上り坂を自力で登っているからです。
惰性に任せて下り坂を転げ落ちるのはラクチンなのです。

と、いうお話は、次回に続きます。

では、皆さまの留学生活が実り多きものとなりますように!
今日も最後までおつきあいくださって、ありがとうございました!
posted by うろこ on 2013/12/06 | Comment(4) | TrackBack(0) | 留学関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする